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《ネタバレ》 金曜日に酔っ払ってレビュー書いたら、送信しないまんまブラウザ落としちゃった…トホホ…さて辛口リトライだ。まーなんというか2点です。ジーン・ワイルダー快演のオリジナル見ちゃった後ではもう。オリジナルとのストーリーの違いはラストが「左足にオブライエン空中半回転ひねりが入ってるだけ(=たいしたことない)」だし、ジョニデのクドさが悪い方向に働いてるし(てゆーか親たちに負けてるっすよ)、それより何よりウンパルンパの歌がディスコ調でアレンジされた分、オリジナルが持っていた貴重な生命を失いました。ま、このネタを与えられてそこそこペイできる作品に仕上げられるのはバートンしかいないでしょうが、リメイクの意義が極めて薄かったので、あえてダメ出しします。
閑話休題。むしろ非常に興味があるのは、この時代になって本作をリメイクしたワーナー側の意図なんですよね。オリジナルはTV批判がキツすぎてTV放映されなかったという幻の作品ですから、コレをオリジナル通りに製作するのは無謀なはずなんですよ(でもそのあたり、手を抜かずにしっかりやってますぞ…"You get no Commercial!!" は言わなかったけど (^^;)。莫大な全米TVネットの放映料を最初から諦める大作映画なんて、今までなかった(と思う)ですよ。これ、本気でアメリカのメディア界が変質してきている印じゃないかと思うんですね。ネット時代に入って視聴率が伸び悩む現代。これは商業サイドでの「実験作」と位置づけていいんじゃないかと思います。次にワーナーが仕掛けるのはなんなのか…そこまではまだ見えませんがナァ…。そういう、先の見えない業界の羅針盤的な価値を上乗せして、+1点です。 【エスねこ】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-02-06 21:44:05)
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