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『都会の牙』に続き、かんたーたさんエライ! よくぞトルンカ御大を登録してくれました!(←超面倒臭がり) この作品はトルンカ作品の持つ「アニメーションはこうあるべき」という哲学のようなモノがにじみ出ていますよね。前半で「ちゃんとリアリズムもできるんだよ~ん」と丁寧な撮影をしておいて、後半のポルターガイスト魔物バトルでは「でもやっぱり本当にモノを動かすのは観客の想像力なんだよ」とばかり、詩情と怪奇現象を両立させる。記号的・合理的・論理的な画面造りに傾斜していったアメリカのアニメが忘れたものが、トルンカ(と彼のあまたの弟子たち)の映画には普通に息づいています。観客が想像力を尽くして積極的に《観る》という楽しい作業をする事で、彼らの作品は初めて《完成》するのです。
【エスねこ】さん 7点(2004-12-18 15:55:47)
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