| 作品情報
レビュー情報
長時間のドラマ形式なので、多面的な視点から深く掘り下げることができている。単純に反戦を叫ぶのでもなく、一方的にアメリカの正義を歌うのでもなく(ドイツ兵の描き方も冷静)、悲劇もあれば英雄的な出来事もある。そして命を奪われる痛みと命を奪う痛みがあり、戦争で失われるものの大きさと、けっして失われることのない人間の強さがある。たとえ戦争そのものの是非がどうであれ、自らが正しいと信じたもののために戦った一人一人の兵士たちが英雄だったことに違いはない。
【no one】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-10-14 23:29:25)
no one さんの 最近のクチコミ・感想
|