| 作品情報
レビュー情報
脚本担当のジミー・マクガバンはドラマシリーズ『心理探偵フィッツ』を手がけた人で、さすがに異常心理の描写には説得力がある。信心深さの影に息子への奇妙な執着心を潜ませる女性の造型には真実味があり、不気味なことこの上ない。必要以上に派手な描写のない堅実な展開でありながら、幾重にもひねりの効いた秀逸な脚本となっている。脚本以外にも突出した部分があれば佳作以上の作品になりえたと思う。音楽はちょっと失敗しているのでは?(やりたいことはわかるが)。割と好みのタイプの作品だったので、ちょっと甘めの8点。
【no one】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-30 02:46:47)
no one さんの 最近のクチコミ・感想
|