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《ネタバレ》 終始、人間という生き物の醜さを表現している映画。また、中国の武器販売方法やアメリカ兵の捕虜虐待など、今現代での国際問題を宇宙人を使って、表現しています。それに、ここまで宇宙人の方に感情移入できる映画は今まで観たことない。この映画を観ていると、「ザ・フライ」「インデペンデンス・デイ」「アバター」「エイリアン4」「スターシップ・トゥルーパーズ 」等、様々な映画が頭に浮かんできます。映像はグロいというより、気持ち悪いという感じで、たいしてヌルヌルしたシーンはない。リアルなスプラッターシーンも少なく、「ブレイド」シリーズのように血が蒸発するような感じです。宇宙人言語を字幕で翻訳しており、妙に生活観のある暮らしをしています。「プレデター」もこの映画のような作りにすれば、違った娯楽作品に仕上がるかもしれないですね。中盤の逃走劇は少々、退屈でしたが、終盤の反撃は非常に楽しめました。最期まで、何が起こるか分からない、どんでん返しの繰り返しで目が話せなかったです。ラストは少々、切ない終わり方ですが、「第10地区」が製作されるなら必ず、劇場へ見に行きます。
【マーク・ハント】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-05-04 23:27:09)
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