| 作品情報
レビュー情報
月面の硬質な近未来空間と、黒づくめのユニフォームを始めとする
旧態依然とした第四帝国の武骨なレトロ感覚。 両者がモノクロ画調の中でよくマッチしている。 そのナチズムの形式主義を茶化したギャグは ルビッチの『生きるべきか死ぬべきか』を少し思い出させてそれなりに面白いけれど、 こちらは若干くどい。 クライマックスの決戦ではヒロイン:ユリア・ディーツェを もっと活躍させる事が出来たはずだし、 クリストファー・カービーとの協調と連携も淡白すぎる気がしないでもないが、 二人の微妙な関係性は本作の面白味だ。 宇宙間戦闘のSFXも健闘している。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-10-15 23:49:15)
ユーカラ さんの 最近のクチコミ・感想
|