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ヒーローを演じつつもどこか邪まさを匂わせるダニエル・クレイグの
キャラクターイメージが次第に活きてくる作劇の転換が サスペンスを呼び込んで面白い。 夜の窓外に蠢く人影より何より、主人公の変貌ぶりにインパクトがある。 家の映画としても、二階に続く階段、地下への階段がそれぞれドラマの舞台に 組み込む配慮が為されていて如才ない。 ラストの業火の中、レイチェル・ワイズとのやり取りが感動的で、 温かい余韻を残す。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2012-12-30 00:29:56)
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