| 作品情報
レビュー情報
一方で『ダイ・ハード』最新作のようなタフな役柄があるからか、
ブルース・ウィリスの人間味滲む警官役が実に新鮮に感じられる。 ちょっと小生意気な感じの少年少女たちとの相対効果もあろう。 冴えない彼とジャレット・ギルマンの、テーブルを介しての対話がユーモラスだ。 そして青いシャドウが印象深いカーラ・ヘイワード。 彼女が覗く双眼鏡も映画の小道具としていいアクセントである。 二人の逃避行に幾度か訪れる危機。追いつめられて絶体絶命となる少年。 その突破方法にせめてもう少し工夫が欲しい。 これでは安易すぎて、単にはぐらかされただけのようにも見える。 『ナイト&デイ』等のように、その出鱈目さが味になる作品もあるが、 ここではそぐわないようだ。 結果的に活劇にもなり損ね、クライマックスのサスペンスにも繋がっていかない。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2013-04-19 23:57:04)
ユーカラ さんの 最近のクチコミ・感想
|