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開店直後の小ネタの連続(「おいにいコーヒー」とかビラ配りとか)あたりまでは面白かったんですが、ラストはちょっと強引というか尻切れトンボというかアレというか…。原因は色々とあると思いますけど、やはり最大の要因は本作のジョーカー的存在・麻生久美子演じる素子を作者自身がコントロールしきれなかった事ではないかと。最後の最後まで確信犯的な悪女なのか究極の天然なのかアレなのか分からずじまいだし、あのアパートの生活感のなさも相まってまるで幽霊のようにすら感じます。まさにこの物語を動かすためだけに存在する一種のマクガフィン。決してつまらなくはないとは思うんですが…、まぁアレです。
【とかげ12号】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-08-06 22:58:03)(良:1票)
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