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ボブ・ディランの、一種の伝記。とても変わった形式で、ディランという人に迫っている。あっちこっちに場面がふっとぶし、ややファン向けな部分もあるが、難解さはなく、ボブ・ディランの歴史や印象をつかむことができる。彼を変に神格化していないのもいい。まあ、僕は彼の人間がどうかなんて知るより、音楽を聴くほうが好きだが。(とか何とか言ったって、他のドキュメンタリー映画はたくさん観てる)劇中、ディランの曲がたくさん聴けたのがうれしい。選曲もよくて、映画館の大音量に感無量だった。僕はこの2時間、音楽と雰囲気を楽しんだ。俳優陣もそれぞれいい感じで、やっぱりケイト・ブランシェットが似てる上にうまくていい。何でもできるのだな、この人は。あと、ヒース・レジャー・・・。急逝が残念。
【ジェイムズ・ギャッツ】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-05-05 12:45:03)
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