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美しい映画だった。「美」という追い求めてきたものに、人生の最後に己自信は全てを否定され、醜くなってから出逢う。そして、かつて自分も「美」を持っていた。僕には挿入されていたグスタフとその妻、娘が3人で過ごしているシーンは美しいものに見えてしかたがなかった。グスタフはかつて自分が持っていて、そして失っていたことに初めて気付いたんではなかろうか。だからこそ、タジオにあれほど魅かれたのではないか?マーラーの音楽とビスコンティの映像に魅せられました。それにしても、この映画が分かる気がするのは、僕ももう老いてるのか?まだ、20代なんだけど。
【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-30 05:36:42)
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