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《ネタバレ》 まるで一幕劇のように舞台はジャズバーA-TRAINと、その控え室のような所の二つから移動しようとしない。 その空間の中に様々な登場者達個々の「いま」を浮遊させながら、深い夜は彼らをやがて帰るべき所に見送る。 そう、この映画の主人公は津川さんでも栗山さんでも、だれでもない。ジャズバー「A-TRAIN」なのだ。物語の進行につれ、あたかも生命を持っているかのような錯覚を持った。この映画がたんたんとリアリティーを保ちつつも、どこかファンタジックなのはそのせいだ。 ジャズとお酒が好きなら観ても損はしないと思う。 最後まで飽きずに観られたし、いい映画です。
【じょ】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-10-08 12:09:57)
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