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ランボー/ラスト・ブラッド のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ランボー/ラスト・ブラッド
製作国
上映時間101分
劇場公開日 2020-06-26
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,戦争もの,シリーズもの,ハードボイルド,バイオレンス
レビュー情報
 
――君は、ジョン・J・ランボーという男を知ってるか?

初めて観たのは…LDだった。
30年以上前だったかな…懐かしい。
寂しそうで苦しそうで…彼に対して「守ってあげたい」って気持ちにもなった。
何よりも、あの曲やBGMも胸に沁みて、今も時おり聴きたくなる。

さて、今回のラストブラッド…だが。
舞台は…戦場ではない一般社会。
ハッと思ったのは…「ミッション・インポッシブル」とか「007」などと…
近年の近代世界のでバトルアクションと、どのように差別化をするのか?だった。
あのリーアム兄ぃの「96時間」みたいな感じになるんかな…などと観る前に色々と思案した。

ただ、その差別化への考慮は無意味だった。

――彼の名は、ジョン・J・ランボー。

その佇まい、そして行動がランボーなのだ。
そう、彼の怒りが爆発し…敵に対してオーバーキルなのがランボーだったのだ。

ホラー映画やスプラッタ、アクションやSFなど…たくさん観てきたはずの俺だが…
ガキの頃に衝撃を受けた「北斗の拳」を想起させる悪即滅殺なのだ。

――そう、彼の名は、ジョン・J・ランボーなのだ。

映画が終わりそうな瞬間…ふっと思った。
出会った時の気持ち…「ひとつの時代の終焉」とでも言おうか…。
何かこれで終わりになるんか……と思ったら寂しくなる。

そして、ここからは余談っぽい蛇足…。

ラスト・ブラッド観た後、家に帰り…今月号の映画秘宝を読みつつ…
シリーズの1から4までを一気に観てみた。
そして、こう考えた。

「このランボーが物語のキャラではなく、本当に彼が居たとしたら…」と。

こんな男が本当に居たら…そう考えると涙が止まらない。
爽快な瞬間もあるが、ランボーの怒り…そして悲しみ、苦悩の推移。
それはシリーズ通して何ひとつ払拭できず、誰にも解決して貰えないまま。
2では、現地人のコー・バオとの愛も、想いも結ばれる事はなかった。
更に今回の結末に、俺は例えようのない悲しさを覚えてしまい…今も胸が痛い。

そして、思い出すのは、シリーズ1の最期…
あのトラウトマン大佐との会話。

彼の青春は何だったのか?
戦争の中で結ばれた仲間と共に過ごした時が…
そう、彼にとって一番幸せだったのじゃないか?…と。

いつも傷つき、いつも苦悩し…
いつも誰かのために戦った男が居る。

――その名は――ジョン・J・ランボー。

誰が何を言おうが、うん。
俺の心にしっかりと名を刻んだ男だ。

俺は決して彼を忘れないだろう。

いや、忘れてはならない。
映画の奴隷さん [映画館(字幕)] 8点(2020-07-05 21:34:35)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 5.94点
作品の点数分布
000.00%
115.88%
215.88%
300.00%
415.88%
5423.53%
6211.76%
7317.65%
8423.53%
915.88%
1000.00%
作品の標準偏差 2.13
このレビューの偏差値 54.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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