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《ネタバレ》 観始めるまで堤監督と知らず。こういう映画も撮れる監督なんだなぁと感心しきり。
これは夫の側と妻の側の視線がとても上手く撮れてたと感じました。食卓で泣き崩れる夫を背中から抱きしめて励ます妻。でも、妻だって同じくらい辛い。庭先に出て同じように泣き崩れる妻。また、退職の日、粟ちゃんと抱き合う場面。今まで一線で仕事をしてきた男の最後が辛すぎて、滂沱の涙でした。生きてりゃいいんだ。の台詞に救われたのか救われなかったのか複雑だけど。あと、憲武は佐伯が崩れるきっかけを上手く演じてたように思いました。佳作。 【静葵】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-17 15:44:15)
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