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《ネタバレ》 通常考えれば、『日本からアメリカに冒険!さらに日本に戻って一騒動!』って、物語のスケールからすると、風呂敷を広げすぎて尻すぼみになったり、端折り過ぎてしまうものだと思う。でも、この作品は(尺が長いこともあって)見る者を納得させる内容になっている。メリハリが効いた展開で、静と動がきっちり作り込まれている。おまけにキャラが立っている。当時小学生だった自分にはちょっとアクが強すぎたが、今はすんなり受け入れられる。そしてそれは今も輝いている。
オカマ忍者や妖怪のような忍者、仁王のような坊主、派手な忍術にスピード感あふれるアクション。自分にはあっという間に過ぎる3時間なのです。当時、風の谷のナウシカの方がウケたのは仕方ない。でも、この作品をこのまま埋もれさせるのは絶対に勿体ない。それでこの点数です。自分にはたまらない作品なのです。この画風、内容、今の萌えアニメと対極にあるといえる。 これこそ、CG込みで実写にすれば、かなり面白いと思うけどなあ・・。10点は、当時から今までずっと、自分の心の作品だったこのアニメへのレクイエムです。 【BEERGOGO】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-03-03 00:25:46)
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