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《ネタバレ》 図書館の美術書に綴られた愛の言葉。携帯やメールで手軽に愛の告白が出来るご時世だからこそ尚更ロマンチックなのでしょう。ただ、図書館の書物である以上、不特定多数の人間が目にする可能性がある。メッセージが自分に向けられたものであると、主人公が確信する過程が重要になります。この部分にもう一工夫欲しいと思いました。主人公が安易に受け取り過ぎかなと。もっとも裏を返せば、それだけ彼女は“現実を見ていない”ということ。そんな夢みる乙女(いや「はすっぱ」かな)の目覚めには価値がありました。ステキとは少々言い難いものの、なかなか凝ったラブストーリー。個人的には、大好きなペ・ドゥナの魅力を堪能できて満足です。
【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-23 18:08:04)
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