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《ネタバレ》 戦時下の日常がニュートラルに描かれており、そのことにより「日常の中に戦争があること」がどういうことなのかという感覚がストレートに伝わってきます。
その感覚は、「平和が第一、戦争は反対」「国益が第一、そのためにやむを得ず武力行使が必要な場合もある」といった言葉で簡単にまとめられるものではなく、個人的なことや社会全体の様々な要素が複雑に連鎖して、そこから生じる決して解決できないジレンマに葛藤し、どこかでとりあえず折り合いをつけて何とかその場をしのぐようなもので、うまく言葉にできないのがとてももどかしいです。(自分でも何を言ってるのかわからなくなっています) ただ、戦争というものが、そういう状況を引き起こすものなのだと知らしめるためにも多くの人にみてもらいたい作品です。 テレビ局は、毎年、終戦記念日にこの映画を放映すべき! 【TM】さん [インターネット(邦画)] 10点(2017-08-12 14:51:22)
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