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《ネタバレ》 ポー・ダメロンとハックスのコメディの部分、脚本/監督のライアン・ジョンソンは執筆時
『これ絶対ウケル~!劇場内爆笑の渦カクテぇー!!(IKKO風)』と思ってにやついてたのかな、と想像すると少し同情できて彼の罪を少しだけ許したくなるけれど、実際の劇場内ではただただ寒く静まりかえっていただけだった。 こんなのを最初にみせられて、 "I have a very bad feeling about this"と呟いたのは私だけではないだろう。 フィンやポー、ローズたちのようなフォースを持たない“普通の人たち”の活躍は、前作の「ローグ・ワン」では高い熱量で描かれていて、特にフォースかぶれの座頭市とその相棒の友情と玉砕シーンなんかはホロリと来るくらい自分は感動できたのだけど、本作ではまったく活躍とは言いがたいただの無駄な頑張りや愚かさしか無くて当然ながら共感も感動も無かった。 もしかすると脚本/監督のライアン・ジョンソンは、“普通の人たちがヒーロー(ヒロイン)ぶったところでこの程度のドタバタ劇にしかならないのが現実だよ”、と言いたかったのかなと今は解釈している。 だがそんな夢も希望も無いスター・ウォーズはこれだけにして欲しい。 私の中では残念すぎて泣ける、という希有な作品になりました。 【みっしぇる】さん [映画館(字幕)] 2点(2017-12-25 17:31:30)
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