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《ネタバレ》 観終わった後の率直な感想が、あれ?イーストウッドなのにこんなものか?というものでした。戦争ものなのでまた重いテーマを掲げた映画かと思いつい身構えてしまいましたが戦争ものという視点で見ると特筆すべき点はなし。そうではなくてクリス・カイルという一人の男の物語として観るのがこの映画の正しい観方。4度の派遣を生きぬきPTSDも回復した男が自国で同じ退役軍人のアメリカ人にあっさり殺されるラストが空しい余韻を残します。奥さんが「やるからには良い映画にして」と伝えたそうですがクリス・カイルという一人の男の存在が広く認知された本作が残された家族のためになればそれだけでもこの映画の価値はあったのではないのかなあと。作中でカイルが190kgのハーフデッドリフトを行っていますがあれは実際にブラッドリー・クーパーが挙げたそうです。20kg程の増量で軍人役にしてはえらく脂肪が目立つなあなんて思いましたがその役作りには賞賛を送りたいです。ハングオーバーのときより明らかにでかい(笑)
【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-07-29 14:02:38)(良:1票)
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