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《ネタバレ》 うぅ、、、これは泣ける映画です。B・ストライサンドもR・レッドフォードも好きな俳優とは言いがたいが、この作品の2人は特別。不器用だけれどひたむきにハベルを愛するケイティはストライサンドだからこそ成り立つ役柄。ハベルも一見ノンポリ優男風だが、バランス感覚に長けた、精神的にヒジョーに大人なイイ男。ケイティに寄り切られてハベルは結婚したのではなく、合わないのを承知でもやはり彼女を愛しており、彼女の強烈な引力から逃れられず結婚に踏み切ったんでしょう。そういう描写だったでしょ? 友人たちとの集まりの中で、ハベルが時折ケイティの口元をそっと手で覆うシーンが、非常に良いです。ケイティのそういうところ、ちょっと難アリだと思うけど愛しい、というハベルの気持ちが、そのしぐさによく出ています。ラスト、ケイティは再婚したと答えるけれど、彼女の生き方から推測すればシングルマザーの可能性の方が高いでしょう。でも、そこは2人とも深く探らない。しみじみと抱き合って別れるのです。あー、なんと心に染み入るステキな映画でしょう。あの有名なテーマ音楽とともに、忘れられないセリフがちりばめられた、素晴らしい映画です。
【すねこすり】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-12-11 15:46:51)
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