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《ネタバレ》 冒頭、いや茶川が現実に戻った後の数分間に違和感というか、なんだか空すべりしているようなもどかしさを感じたけど、この大ヒット映画の続編の登場人物たちがごく普通に息づいていて、ごく普通に肩の力を抜いていることに気づいてからは、自分の違和感は「必要以上の期待」だったと気づいた。
お母さんから『晩御飯までには帰るのよ~』と言われた一平がベタに言い返さないことに違和感を感じ『○○は・・・そうだなぁ。』のパターン化にはベタさを感じる自分。んじゃどうすりゃいいんだ。ねぇ。しかし、最後まで長さを全く感じることもなく飽きずに泣いたり笑ったり大いに楽しめました。頭の中で「え?そういうのアリ?」とか「ん?これおかしくね?」とかいうことを考えるスキも一切なく、映画館を出たときには頭の中が空っぽになって「いやーーー良かった!!」と笑顔で家路につきました。 一緒に行った家人も感想を語り合いながらずっとニコニコしていました。 一平と父ちゃんの距離感が前作以上に自然な親子になっていて、また茶川と淳之介のなんだか恋人同士みたいな照れのあるベタベタ感もまた良かった。お母さんとみかちゃんのやりとりもがっつり泣けた。 【りんす】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-11-13 15:08:26)
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