| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 映画ではわかりにくかったので原作読んでみました。
登場人物の独白形式になっていて兄のパートはやはり短くて、一番知りたかった彼の本心ははっきり読み取れなかったです。 原作でもあいまいに終わってしまったラストシーンですが、「兄ちゃん、うちへ帰ろうよ!」の弟の呼びかけに彼はバスに乗ったと推測します。やっと全てから開放され自由になったのに、うちへ帰るということは冷たい視線と痴呆の親父の面倒とガソスタが待っているだけ、、あの弟は兄をうちまで送ると「後悔」にまたすぐ甘えと軽蔑が加わり「あばよ!」と東京に戻るでしょう。私は兄にバスに乗ってもらいたい。 観客が長子か次子・末っ子で感情移入度が分かれるかも。 【木村家の娘】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-01-14 11:36:11)
木村家の娘 さんの 最近のクチコミ・感想
|