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《ネタバレ》 話の本筋は「互いに一目惚れした者同士が南北戦争により引き裂かれたけれど、互いに強い気持ちを持ち続けて故郷で再会を果たすというもの」で、結構引き込まれるように見ました。故郷に帰る者の様々な出会い、待っている者を取り巻く様々な出来事がうまく繋がっていて、ラストに至るまで、当然こうなるよなと思いながら、でもこう終わらなくてはという感じの映画です。ニコール・キッドマンが貧しい暮らしの中、ひもじさを隠す振りをするシーンを見て「風と共に去りぬ」のビビアン・リーが重なってしまったり、レネー・ゼルウィガーもいつもと同じしゃべり・演技で良い味を出していたりと、キャストも良かったし、「時間を損することない映画」でした。自分としては、それぞれの登場人物がさまざまなシチュエーションで過ごす夜、例えば恋人ことを思いながら切なく過ごす夜、未亡人となった女性が人のぬくもりを求めて男性に添い寝しながら涙を流す夜、脱走兵が見つかって撃たれる夜、等々・・が結構見所でもあり、ポイントではないかと思ったりします。
【たくみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-07 16:42:55)
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