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《ネタバレ》 時代劇(特に殺陣)愛にあふれた素晴らしい作品でした。
見た方なら納得していただけると思いますが、監督はタイムスリップ映画ではなく時代劇映画(時代劇がテーマの映画という意味で時代劇そのものではない)を作りたかったんだと思います。それはタイムスリップとタイトルにありながら「どうやって元の時代に戻るか」には全く重点が置かれていない(そればかりかラストのオチのネタにもなっている)ことからも分かると思います。これは私の想像ですが、真剣による殺陣(という設定)を見せたい、それには本物の侍を登場させるという設定にすればいい、それなら侍をタイムスリップさせればいい、という流れで決まったのではないでしょうか。また、撮影所が舞台という設定も現在の時代劇が置かれた状況を説明したい・時代劇を復興させたいというもう一つの目的にもぴったりだったんだと思います。 みなさん感じると思いますが、ラストの真剣での斬り合い(という設定)はすごく迫力がありましたし、タイムスリップした者同士の会話には涙が出ました。 今は「インディーズ映画だけど大反響」みたいな流れでマスコミで評価されているようですが、面白いに大手もインディーズもないと思いますね。 【MASS】さん [映画館(邦画)] 9点(2024-10-06 18:35:12)
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