ハリーとトント の rakitarou さんのクチコミ・感想

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ハリーとトント の rakitarou さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハリーとトント
製作国
上映時間117分
劇場公開日 1975-12-20
ジャンルドラマ,動物もの,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》 愛猫トントに振り回されることで寄り道の多い旅になるのですが、猫は別に芸をするでもなく自然体で主人公と一緒にいるだけ(出歩きが否そうにも見える)というところが極めて猫らしく好感が持てました。老人問題を軸に据えながら、様々な世代の出会う人達、フラワーチルドレンや老インディアン、実の子供たちも結婚や事業に失敗して皆さえない人生を送っているのですが、それぞれの登場人物が悩みながらも一生懸命生きていることが描かれていて、しかも不思議な優しさや暖かさのようなものが伝わってきます。これは現代のアメリカを描くことでは無理かもしれません。一生懸命生きて老人になっても死はあっけなく訪れます。とても悲しい愛猫トントの死もあっさりと描かれます。しかしラスト30秒、新しいトントの出現の予感と子供の笑顔?は、老いて死ぬ事も新しい生命と希望につながるというメッセージのように感じ、清々しさを残すラストでした。
rakitarouさん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-18 18:49:33)(良:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
2020-07-07コッポラの胡蝶の夢7レビュー6.66点
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2019-11-01七つの会議8レビュー6.35点
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2018-12-21アイズ ワイド シャット8レビュー5.87点
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