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有無を言わせず 監督の考えを押し通すタイプの映画もあれば、解釈を観客に委ねる映画も有る。是枝監督は後者を目指していると思う。(前者が悪いという訳ではなく、面白いと感じられるものも多い。)
特にこの映画は 濁している部分が多いので、煮え切らない・潔くないと感じる人も多いかも知れない。でも、テーマによってはそれが効果的になる場合もあると思う。殺人者の心中なんて、やっぱり当人にしか分からないと思うし、類推しか出来ない。それを考えさせるには、こういう手法になるということかなあと思う。 【くろゆり】さん [地上波(邦画)] 7点(2019-11-02 23:09:08)
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