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《ネタバレ》 ナイフがあったことを知りながら、ノンキにシャワーに入るだろうか。女をなめきってたってところなんだろうけど、でも。死体をバッグに詰めてあっちこっち持ち歩く、分かってるよ、別にリアリズムで筋立てを追う話じゃないってんでしょ、ラストだって怪異譚じたてで締めてるしさ、でも。なんか納得しようとしても、常にこの「でも」が付いちゃう。こちらの度量の広さを試されてるようで、するとこっちはヘソまげて「別に楽しめなくてもいーもん」とムキになってしまった。弟分が押し込んできても逃げないヒロインとか、世の裏を通ってきた男がやくざに簡単に金渡すかとか、登場人物の行動が引っかかり続けた。弟分が竹中のとこに押し入ってきて、シュパシュパボクシングのスパーリングやって、止めるあたりが唯一ノリかけたところ。なんか途中から「勝手に酔ってて下さい」って気分になっちゃって。
【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-02-15 10:16:32)
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