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なによりも勝訴すると和解金の40%を弁護士が取る、ってとこに驚いた。もし日本でこういう映画作るとしたら、そこらへんは伏せとくんじゃないか、観客の反発を招く可能性があるので。あるいはその金は被害者救済基金に寄付します、とかいう場面を入れるかもしれない。でもあっちでは、そういう情とは切り離して、仕事の報酬は報酬と割り切っているわけだ。こういうとこ個人主義が徹底してるというか、あっちとこっちの違いをすごく感じた、どっちがいいとかでなく。まあそもそも日本では、公害訴訟を題材に娯楽映画を作るという発想は生まれそうもないけど。女性の生きがい探しの話にもなっているので、ずっと主人公が出っぱなしなのがちょっと鬱陶しい。交通事故のシーン、ジュリアが車に乗り込んで交差点でぶつかるまでワンカットじゃなかった? どうやって撮ったんだ?
【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-09-24 12:10:59)
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