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《ネタバレ》 読んだことないんだけど、映画化されたものを見た限りでは、この原作者のって、あんまり映画向きじゃないんじゃないの。複雑で。印象に残っているのは、公園(?)で、俯瞰で、ワーッと蜘蛛の子を散らすように逃げていくとこぐらいか。ペリカンの飛行で始まり、飛行機で終わる仕組み。なんか犯行が雑なんだよね。リアリティの欠如。私が犯人だったら、少なくとも同じ日には殺さないと思う。なにか犯人側の打つ手打つ手が自分を指名させていってるようで。で、正義への勇気、というアメリカ映画のいつものテーマ。アメリカではこういうとき「新聞」ってのが拠りどころとして描かれるのが、うらやましい。ジャーナリズムの中立性への信頼。政治に脅されても大丈夫なところ、という前提が確固としてあるんだろう。ヒロインと暗殺者とが、「装う」ところを交互に描くシーンがあったか。
【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-01-04 15:58:10)
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