| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 久しぶりに劇場に足を運んだかいがありました。最近の映画でまた注目されてきた手持ちカメラ。その手法で映画を作っちゃおうと言うのが本作なわけですが。この手の映画は今に始まったことじゃないし、ブレア・ウィッチ・プロジェクトでも使われていたし、さほど驚くことは無いと思っていた。しかし、いざこの映画を鑑賞してみて驚いた。こんな映画は一年に一回出会うか分からないと言うような強烈なインパクトで。音楽を使わず効果音を最大限に生かす工夫、ネックである手ぶれを坂手に取ったライブ感、それらを壊さない程度のCG、とにかく凄かった。日本の怪獣映画に影響を受けた監督らしいがそのセンスは大したもんで。クリーチャー映画のお約束を抑えながらもライブ感を損なわないし、観客と苦痛を共鳴させ尚且つ限界を超えない程度の終わらせ方(2時間超えてたら吐いてたね)。ラストの無理やりな怪獣の寄せは気に入らなかったものの十分に監督の熱意は伝わりました。アイデアと意欲に満ちている奇抜な作品でした。これは映画館で見るべき映画でしょうね。
【taka-104】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-04 00:11:36)(良:1票)
taka-104 さんの 最近のクチコミ・感想
|