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《ネタバレ》 パーマをかけてきた演劇部部長の志水。主役のプレッシャーに押しつぶされそうな倉田。喫煙騒動で皆の前で頭を下げる杉山。演劇祭の幕が開くまでの数時間、ピンと張り詰めたような緊張感が全編に漲ります。とりわけ杉山を演じたつみきみほの周りから浮いた感じのぎこちなさが印象的です。公開当時から何度か観ていますが、その度におぉと思ってしまいます。映画の神様が降りてきたかのような、あの時代にこのスタッフと出演者のみが可能にした二度と作りえない珠玉の一本。中原俊、一世一代の傑作です。
【ParaP】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-08-26 02:59:58)
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