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人生の切なさ、甘酸っぱさ、辛さ、喜び、悲しみ、誕生と死、といった様々な要素を暴力と歌と恋といったエンタメ要素満載の中にちりばめた映画。2時間があっという間にすぎてしまう。登場人物と一緒にハラハラしたり怒ったり泣いたりして、最後にカタルシスを味合わせてくれる傑作。政治的な部分でいろいろと意見もあるでしょうし、メッセージへの賛否があるのはわかりますが、そういう部分を抜きにして、例えばこれを遠い外国の物語として見れれば(まあそれも難しいですが)非常に完成度の高い娯楽作品じゃないでしょうか。今の日本にこれだけのエンタメが取れる監督なんてそうはいませんよ。
【Sean】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2007-08-10 11:56:05)(良:1票)
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