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《ネタバレ》 面会に来た母親の口から、一人死んだが、新しく子どもが生まれると聞かされる。
そこでブチぎれたゼノン。 テレビ局に電話して、両親を訴えるという。 面倒見切れぬくらいなら、子どもを産むな。 僕を生んだ罪で両親を訴えるのだ。 しかし、今度生まれてくる子供は、もうすぐこの世に出てくるのだ。 その子も生活に困窮した日々を送るのだろうと、ゼノンは呆然とする。 ここでポイントは、両親が、一人死んでも、また産めばいいという考えをもっているのだ。 たとえ、愛をいっぱい与えなくとも・・ これは、実はこの両親も、同じような境遇で育っているため、さほど 罪悪感をいだけないのだ。 負の連鎖である。 闇の業者が出てくるが、これは臓器売買だったかもしれない。 そこまでは映画では描かない。 「火垂るの墓」「誰も知らない」などを思い出す。 世界は豊かになっているという。 でも、まだこのような事実があるのも確かなのだ。 傑作! 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-11-22 00:01:05)
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