| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 まず、第1の疑問は、米国大統領暗殺という、現代世界では最大にして最高に
困難な暗殺を4名だけで実行したという事に疑問が起きました。あげくの果てに 殺されるのが影武者であることは、初めから4名は知っていた訳です。一体 、大統領を拉致して何をする心算だったのでしょうか?考えられるのはお金 目的と言うことになってしまいます。それらを含めて実行に至った動機について のヒントなども何も無く非常に不思議な、単なるゲーム(?)と思わせる話の運びでした。 少なくともあの4人のメンバーからは思想的・宗教的なものはまったく感じられません でした。加うるに、大統領のシークレットサービスの1員が狙撃を設定していたなんて (それも機械照準だなんて!)あり得ません。もしあり得るとしたなら、それは単に 大金の為としか私には考えられなかったので、途端に白けてしまいました。 第2はクエイドの不死身さは異常で、そこでさらに白けました。 ▼唯一印象に残ったのは、弟を人質に取られてしかたなく加担する特殊部隊員の エドガー・ラミレスでした。「ボーン・アルティメイタム」でも凄腕のスナイパーを演じており、凄みのある 殺し屋にはまさにぴったりでした。それに引き換え、エンリケは何の役割も果たせず、 どたばた騒ぎまくって殺されてしまい、ピエロ役だったのでしょうか?▼モブシーンの凄さ +カーチェイス+火薬量に得点がプラスされて、この点数になりました。 【亜酒藍】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-03-10 17:47:47)(良:2票)
亜酒藍 さんの 最近のクチコミ・感想
|