| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 ガキの頃学校で歩く人体模型やどこまでも追いかけてくる骨格模型の話を聞いて学校に忘れ物を取りに行くのが怖くなった覚えのある人へ。その時の恐怖・・つまり人間ではない、ネジやゴムや石膏やステンレスといったものの集合体である「物」にすぎない物体が、殺意を持って襲い掛かってくる恐怖が具体的に表現された映画がこれだ。続編の液体ドロドロなんかよりもこっちの方が身近で余計に怖い。最後のカクカク動きなんて鳥肌ものだ。そしてラスト、鋼鉄の頭がプレスされ、赤い光と一緒に殺意が消えていったとき、目の前にあるものがやはり「物」にすぎない事にもう一度戦慄するのだ。でもヒーローが死ぬともう一度見返す気もうせるんだよなー。
【はち-ご=】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-01-24 18:54:52)
はち-ご= さんの 最近のクチコミ・感想
|