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《ネタバレ》 ドラえもん映画の描いた究極の夢である「自分たちの世界の構築」。「日本誕生」ではプリミティブなパラダイス、「鉄人兵団」では鏡の向こうの誰もいない世界、「創世記」では地球を丸ごと作ってしまい、そしてこの映画では星の世界に縫いぐるみとミニカーとトミカセット(僕だったら)を使って、自分たちの街を作るという夢を実現した。ごうだ建設株式会社・・・応援してたんだけどなあ。熊虎鬼五郎など、独創性を欠く敵キャラのアイデアだが、そいつらの手を逃れ自分たちの世界を守るのに何とかするというやり取りは結構面白い。最後に宇宙に飛んで行った金色の銅像は、ドラえもんに見えた「自分たちの世界の構築」という夢が飛んで行ったように僕は思えてならない。いろいろな意味で感慨深い映画だった。
【はち-ご=】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2008-03-02 23:00:43)
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