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《ネタバレ》 妻投稿■スティーブン・ソマーズっていう監督は絶対子供のころ女の子に蜘蛛やイモムシを見せて気持ち悪がらせて喜ぶようなクソガキだったと思う。明らかにこれそういうノリで撮影しているだろ!!■しかしこの監督のかわいい所は、ジェイソンみたいなグロやホラーといった「怖がらせる」という「大人の行為」に頼らず(というより本人は絶対そういうものに興味がないと思う)、虫とミイラといったアイテムで、「気持ち悪がらせる」という「クソガキ精神」を観客に真正面から打ち出してくる事だ(多分本人はそれをやりたいのだと思う)。ヒロインが縛られてその体の上を鼠が這いまわっていたり、横にミイラが寝ていて「きゃーっ」というシーンは、スケベ中学生どころかスケベ小学生の趣向だ。■アルマゲドン級の砂嵐や後半最早ギャグキャラ化しているミイラ君たちは、冒険活劇における「ハラハラドキドキ」からは逸脱している気もするが、多分この時点で監督は批評家と化した観客そっちのけでやりたい放題の境地に達しているのだから、ここは素直に画面の前でスイカバーでもしゃぶっているのが定石。ミイラにされるアメリカ人の断末魔もなんかノリノリで、撮影現場は相当楽しい光景だったのではと推測される。
【はち-ご=】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-07-06 08:58:38)
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