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《ネタバレ》 妻投稿■何で日本人が「あの映画は日本が一方的に悪い戦争じゃないんだ」「連合国だって植民地支配で悪い事をしていたんだ」「アジアの人は日本軍の到来を待っていたんだ」という映画を作ると、こういうどこをどう感動したらいいのかわからん映画が出来てしまうんだろう。ブラックホークダウンでも書いたけど、本国の人は勝っている時は○○の解放の為に兵士が戦っていると錯覚し、負ければ戦争中毒、残虐行為の為に戦っていると都合よく錯覚する。でも前線の兵士は戦友の為、部隊全体の為に戦うほかないのだ。その事実を踏まえた上でもアジア解放の大義は描けるし、日本軍の絶対悪論に一石を投じる映画は作れるはずだし、それは多くの人の心を打つ映画になるはずなのだ(オランダ軍の尋問場面はこの映画でかろうじて映画の価値を考えられる場面)。日本人の心が「もし」日本絶対悪に染まってしまっていると言うなら、それは「所謂」日教組の自虐史観とやらのせいではなく、日本軍のブーツにキスをするインドネシアの山姥…もとい貴婦人というインドネシアを馬鹿にした構図でしか、「戦後日本人の第二次大戦で戦った兵士たちへの都合のよい解釈・錯覚」に対し反省を促す事が出来なかった保守メディアが悪いと思う。
【はち-ご=】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2011-02-17 15:44:48)
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