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粗野な言葉をまき散らす花売り娘のヘプバーンが淑やかなレディに変身する映画です。でも、立身出世物語ではない。
女性が綺麗に変身する様はオトコだったら誰でも期待を込めて見ると思いますが、そんな視覚的な興味を満足させつつ、粗野なヘプバーンの方に魅力を感じさせる作り方になっている。これは個人の好みかも知れないけど、粛々とした淑女より、多少は荒っぽくても溌剌とした女性の方が魅力的です。そう言えば、「ローマ」の魅力は王女様の「お転婆」でした。本作は「プリティ・ウーマン」の原型のようなお話ですが、ラブストーリーに「自分らしさ」の大切さを無理なく挿入した良作だと思います。 字幕で見ていると序盤のヘプバーンのスラングの和訳に無理を感じました。こんなとき、英語が堪能だったらもっと楽しめたのに、と思ってしまう。今からでもチャレンジしてみるか。。。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-27 21:56:37)
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