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《ネタバレ》 伝記としては、良く出来ているのではないか。強い自我と反骨精神が暴力に直結するような粗暴な性格。でも、その破天荒な性格がパワーとなって、あの分野を切り拓いて行ったことは確かだと思うし、それは良く分かりました。事実とは違う部分もあるようですが、録画でしか力道山を知らない世代としては意味がありました。でも映画としては、もうひとつ盛り上がらなかった。主演のソル・ギョングは良く台詞を覚えたと思いますが、微妙なイントネーションで感情を表現しきれない。そりゃそうだ。自分が韓国語で心のこもったプロポーズをしろと言われたって、ネイティブに聞かせたら覚えた発音の棒読みにしか聞こえないはず。相当に頑張っているのは分かったけれど、限界がありました。でもプロレスシーンは凄かった。プロを相手に体を張ってました。あれはまさに体当たりだと思います。大木金太郎はいたけれど、馬場と猪木は出番なし。ちょっと残念。ちなみに空手チョップって、空手+チョップ。これまで何気なく聞いていたけど、改めて吟味すると柔道パンチや剣道キックみたいなもので、変な造語ですね。
【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-03-26 00:13:51)
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