| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 今回はアルプスへ。タイトルを見て、勝手に日本アルプスかと思っていたらマッターホルンから始まった。大変失礼をしました。アルプスだけではなく、ウィーンやローマへも足を伸ばし海外旅行気分を味合わせようという趣向に見えるが、羽田空港のお出迎えの団体には笑わしてもらいました。スペースシャトルで帰還したような騒ぎよう。ヨーロッパへ行くことは、当時はそれほど珍しいことだったようです。舞台は東京オリンピックの2年後だけど、まだまだ外国人コンプレックスが根強かったようで、「外人」はまだしも「毛唐」という言葉は久しぶりに聞いた。ストーリーはほぼいつも通り。主人公が星由里子を追いかけて再びヨーロッパへ行くという流れには、明確なプロポーズの意思を感じるけれど、次回作はまた出会いから始まるのね。美人相手に恋愛の最も楽しい頃合を何度も反芻できる主人公はシアワセ者ですな。田中邦衛の免許証を見た白バイ警官の「オマエ、違反だらけだ」と云う台詞は、シリーズものの楽しみと受け取りました。
【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-04-25 20:48:10)
アンドレ・タカシ さんの 最近のクチコミ・感想
|