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《ネタバレ》 ドキュメンタリー系を除くと過去最長。尺も凄いが内容も凄い。多くの隠喩が散りばめられ整理しきれない。たぶん回答もひとつじゃない。私には長大な純愛物語。「愛のむきだし」とはむきだしの勃起とむきだしのパンチラ。性欲と言い換えても良いのだろう。純愛はそこから始まった。純愛だけじゃなく罪もそこから始まるらしい。色々と御託を並べながらも解りやすいエッチと絶望で自らの主義をコロコロ書き換える渡部篤郎を起点として、愛の意味を純化して探し求めるのが若手3人。それぞれのスタイルは違えど、求めるものの激しさと厳しさがこの映画のパワーです。勃起とパンチラも良かったけど、コイケの屈折しまくったユウへの愛情が深いです。キリスト教のことは良く知りませんが、本作を観ている限りは、神父に結婚を禁じていることに矛盾を覚えました。
【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-31 00:29:21)
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