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《ネタバレ》 最初はそんな手もあるのかと感心した。暗殺計画の当日に、駅でナンパでもするように暗殺者と人質を調達し犯罪を押し付ける。でも、すぐにボロが出る。人質になっている娘は大切でも、人を殺すことは簡単じゃない。それを監視しながら遣らせるって、もの凄く面倒で無理のある計画でした。監視役のクリストファー・ウォーケンがとても間抜けに見えた。娘を見張る女がかなり憎ったらしくて、最後は爽快な出し抜きが観られるのかと思ったが、泥仕合の騒動の中で決着がついた感じで、期待したような爽快感はない。そもそも、警備担当まで抱き込んでいるのなら、なぜ金で殺人を請け負うプロに頼まないんだ? その方が確実に目的を達成するはず。また、J・デップが銃を撃った次の瞬間には、警備陣に蜂の巣にされるのが普通だと思うのだが、生き延びることが穴だらけの計画を再確認させるし、裏返せば物語のご都合も感じさせる。自分の尺度では、かなりダメな部類に入るサスペンスです。
【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-08-15 21:48:54)
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