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《ネタバレ》 記憶を無くしているというのに、サラを洞窟へ連れてゆく保安官たち。バカか、と思いました。典型的な二次災害のパターンです。洞窟に入ってからも、各々が勝手なことをやってすぐに離れ離れ。捜索隊メンバーを殴り倒して姿を消すサラの行動が最も不可解でした。自分ひとりの方が生存率が上がると思ったのだろうか。だとしたら相当に自分勝手で、前作のサラと繋がりません。そこは観終わった後も不可解なままです。地底人がいることは分かっているから、これは一人ずつ死んでゆく「13日の金曜日」パターンかと思ったら本当にそうだった。それで一旦はぐーんと下がった評価だったけど、本作は後半に盛り返してくれます。それは徹底した描写によって。サラに手錠を掛けた瞬間に、この保安官はサラと繋がったまま絶壁に吊るされると思ったら、こちらも予想通り。でも、保安官の腕を切り落して難を逃れるところまでは想像できなかった。ラストバトルも殴り放題、蹴り放題。見ている方も力が入る。サラの最後の選択だけど、保安官を犠牲にして、前作で置き去りにしたジュノの助けを得て生き延びたからこそ、保安官助手を生かすために叫んだように思います。これは理屈じゃなく、そう感じた次第。後半で盛り上がっただけに、あのエンディングは残念でした。
【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-10-10 23:38:56)(良:1票)
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