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《ネタバレ》 二人だけしかいない時に新婚カップルになりすました台詞を連発するのは倦怠気味の関係に刺激を入れていると解釈できるが、他のカップルを犯人と疑うシーンはやはり辻褄が合わない。強引に解釈するなら、男がクスリでラリってる時と素面の時では記憶構造まで変化するってところか。男は自分がやったことを忘れている時がある。その時の男は不安定で、刺激するといつ噴火するか分らない。女は付き合い始めてすぐに男の狂気に触れ、矛先が自分に向くことを恐れて、ずっと話を合わせてきた。だから連れション命令にも従ったりする(笑)。そして男と訣別するチャンスを掴んだのがヘリから狙撃手に犯人を告げるシーン。サスペンスのオチとして最近やたら「実は私でした」ってパターンが多いけど、解釈に苦しむ本作の完成度はかなり低い方に分類されます。
【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-05-28 00:33:46)(良:2票)
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