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レビュー情報
《ネタバレ》 あざとい脚本が鼻に付くシリーズです。本作でも、淳之介を追い出すところとか、婚約者の素性の勘違いとか、とてもワザとらしい。でも、それらを補う描写があちこちにあって、悪口を言う気が失せます(笑)。
今のテレビは量販店で買って持ち帰り、壁の端子にコードを繋いだら見られるけれど、昔は買った日から一週間以上経ってから電気屋さんが運んで来て、屋根に上ってアンテナ工事をして初めて見られる代物でした。そのテレビに映像が映った時の興奮は、家電製品がひとつ増えただけでは無く、生活の向上や社会の成長が実感できる証拠のようなものだったと思います。私は40年ほど前の我家にカラーテレビがやって来た日をまざまざと思い出しました。 5年前に製作された前作から、劇中でも同様に5年の歳月が流れていることも上手く活かしていました。子供たちが育ち、青森から集団就職で上京した堀北真希が嫁に行く。演技者の成長と劇中の成長を重ねられる作品は、最近では「ハリーポッター」くらいだろうか。「1」のレビューに「堀北真希が一皮むけた感じ」なんて書いたのだけど、若手を代表する女優になりました。今後も大きく期待できることが嬉しかったりする。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-11-07 01:16:01)(良:1票)
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