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《ネタバレ》 紀元前の世界から蘇ったおっさんが街角を歩いて現代をリサーチする。そのシーンにとても興味がありました。どんな文明批評を見せて貰えるのかと。でも、ありがちな安直さでガッカリでした。おっさんが現代に×印を付けた理由が分かりませんよ。
そのおっさんが適当にミュータントを集めて善のミュータントと戦う。映像を派手にするためにミュータントたちの戦いは必須ですけど、両陣営のキャラ配置に必然が感じられない。戦いの核が曖昧なバトルロイヤルは、描写が派手な分だけ逆に醒めてしまいます。 最後は世界が「ミュータントたちに救われた」とか言ってましたけど、あれだけのモノが壊れてそんな判断になるとは、私には思えません。ミュータントたちはどう見ても潜在的災厄で、そこをストーリー的に解決していない本作はテーマを持たない破壊スペクタクルでした。 プロフェッサーの頭部事情には笑わしてもらいました。あれは事故ですね。可哀想なプロフェッサー。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-09-30 01:39:55)
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