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《ネタバレ》 原作は私のお気に入りの一冊です。その映画化は原作の内容をなぞってはいますけど、鑑賞後に受ける印象はかなり違うものに仕上がっていました。森見登美彦の「四畳半」とこの「乙女」は全く違うテーマを持った作品だと思いますが、本作はTVアニメ「四畳半」のノリの延長上にあり、それはそれでアリなのですけど、若い男女がひとつのカップルに落ち着くまでの互いの心情の機微が大味になっていて残念でした。大味と云うより、ドタバタ劇の付加要素でしか無かったですね。あくまで原作を読んでいる者の感想で映画としてはそれなりにまとまってはいますが、私は残念な気分でした。
【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-03-31 21:54:09)
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