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《ネタバレ》 もっと車両の運転に特化したアクションものと思っていたらカンフー映画でした。フランスの映画なのに何故わざわざ外国人を主人公にするのかが良く分からない。外国での興行的な成功を狙ってるのかな。でも、米国(?)の元軍人という設定のジェイソン・ステイサムに「政治の都合で努力が踏みにじられ、世間も無関心」なんて皮肉を言わせるあたりがみみっちい。オープニングで「ルール」を強調した割には、すぐに破戒する。そこをシビアに貫いてくれれば硬派のアクション映画になるのに、この微妙に間の抜けた仕上がり感が昨今のベッソン節らしい。格闘部分は一応カタチにはなっているけれど、主人公の足が長すぎて蹴りにスピード感が無く、相手が蹴られるのを待っている感じでした。あのお姉さんは口にガムテを貼られて縛られているうちがいちばん魅力的に見えましたね。なんか悪口ばかり言ってますが、そこそこは楽しめました。警部さんの「愛車を磨く者は自分も磨く」という言葉にドキッ。私の愛車は水アカ迷彩仕様。
【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-17 00:52:17)
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