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《ネタバレ》 久しぶりに観たんだけど感心した。よく出来ていると思う。少なくとも、同年に松竹が作った「ギララ」よりは数段上だと感じた。プロットは過去の怪獣映画の寄せ集めだけど、子煩悩な夫婦怪獣という設定だけはオリジナルなので全て赦す。その上で、しっかり日活が作った味が出ている。プログラムピクチャーの延長上にある青春映画ノリの怪獣映画である。オープニングとエンディングを飾る主題歌は赤面する破壊力。2回聞かされるので嫌でも耳に残って笑ってしまう。また、ヒロイン山本陽子の可愛いこと。ガッパはいいからずっと山本陽子を映してよ、と思っておりました。ガッパがタコを咥えて(笑)熱海に上陸し、自衛隊の戦闘機を撃ち落とす。その血走った目ににじり寄る乱暴なカットバックに異様な迫力を感じて嬉しくなった。後期の昭和ゴジラやガメラより、見どころがたくさんあると思うので7点です。
【アンドレ・タカシ】さん [地上波(邦画)] 7点(2010-07-01 21:13:11)(良:2票)
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